こんばんは
ひろ歯科クリニック　溝口　です。

先日の日曜日、ハーバーランドにて開催された
ノンメタルクラスプデンチャーの勉強会に参加してきました。

ノンメタルクラスプデンチャーとは、入れ歯の方法の一つで、
従来の部分入れ歯で必要とされた金属のバネを使わない入れ歯です。

従来の方法ですと、どうしても金属のバネが目立って気になるといった
患者様に有効な治療法の一つです。

当院でも、もちろん治療法の選択肢として、
当初より取り組んできていましたが、
今回の勉強会では、より柔らかく弾力のあるタイプの樹脂を応用しているものでした。
より弾力があるため、かなり薄く加工することが可能となっていました。

サンプルがあり、実際に手に取って確認できたのですが、
まさに驚きの弾力と柔らかさで、さらにかなり透明性も高かったです。

インプラントが適応できない患者様への有効な治療オプションですが、
やはり長所、短所があり、ケースによって設計を考えないといけません。

より柔らかく弾力のある性質は、歪みも大きくなるということで、
より薄く加工できるということは、破折の危険性もあることになります。

この新しい材料での入れ歯のサンプルを持ち帰っていますので、
ご興味のある方は、ご相談下さい。